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素材についてAbout Material

素材について

革鷹財布工房では国内外の最高級のヌメ革を使用しアイテムを制作しています。

ヌメ革とは植物に含まれるタンニンでなめした皮革です。
最初はコシが強く硬く、慣れるまでは少し使いづらいと感じるかもしれませんが、時間とともに柔らかくなり、日光や脂、摩擦により風合いが変化し、育てる楽しみを味わうことができる素材です。

自然の素材のため、細かいキズやトラ目、血管などの痕も残っていますが、それも含めヌメ革の魅力だと考えています。
植物のタンニンでなめされているため、焼却時などに有害物質を出さず自然に優しい革です。

特にナチュラルカラー(生成)の革は色の変化をはっきりと感じることができ、
手入れ次第できれいな経年変化を楽しむことができます。

 ※画像上は未使用、下は5年使用。

革の手入れについて

ナチュラルカラーの革は使い始めは特に汚れや傷が付きやすいので、ニートフットオイルを適量、布やスポンジに含ませ薄く塗ります。最初は塗りムラが見られますが、一日ほどで全体になじみます。
一度に大量にオイルを塗るとレザーのコシが失われてしまうので、数回に分けて塗り、オイルの塗布と日光に当てることをくり返すうちにきれいな飴色へ変化します。
オイルを塗る頻度は2~3か月に一度程度が良いでしょう。

茶色と黒のレザーは最初からある程度の脂を含んでいるため、基本的に手入れはいりません。水に濡れてしまった場合などは、陰干しした後、オイルを塗ってください。
汚れは固くしぼった布でふき取り、夏場は汗が付きやすいので、たまに日干しして、少量のオイルを塗布すると良い状態が保てます。

※油分が少ない状態の革を直射日光に当てると革が固くなったりひび割れたりするので注意してください。